Digi Connect ME(DC-ME-01-IZU)とクロスケーブルで接続しWebサーバーにアクセスする

DC-ME-01T-IZU

 シリコンハウス共立でDigi社のConnect ME(DC-ME-01-IZU)を1000円で購入した。
 Connect MEとはDigi社が販売している組み込みモジュール製品で、無線/有線のネットワーク越しでシリアル通信ができるというもの。それだけではなく色々なことができる。

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Gigastone ワイヤレスメモリカードリーダー/ライターA 商品コードR03W002Aメモ

とりいそぎ調べた結果のメモ
・初期設定のWi-FiSSID/passwdは、smartbox/123456789。
webブラウザで「http://192.168.1.2/」にアクセスすれば、挿したSDカード直下のファイルとフォルダが閲覧できる。また、ファイルのアップロードとダウンロードは可能だが、消去はできない。
・nmapすると以下の結果を得た。
21/tcp open ftp
23/tcp open telnet
53/tcp open domain
80/tcp open http
telnetコマンドで接続可能。user/passwdはroot/root。
コマンド例「$ telnet 192.168.1.2」
・viは入っているがlessコマンドは無い。

参考URL
Hackaday Forums • View topic - Dane-Elec Media Streamer a.k.a. Gigastone Smartbox
ワイヤレスメモリカードリーダー/ライターA (R03W002A)

Lubuntu18.04でProcessing3.4が起動しない

症状と現象

 Download \ Processing.orgからver.3.4のLinux 64bit版を落として、解凍したフォルダの中のprocessingという名前の実行ファイルを端末上で$ ./processingで起動したら以下のようなエラーメッセージを出して起動しなかった。

user@machine:~/software/processing-3.4$ ./processing
user@machine:~/software/processing-3.4$ -Djava.ext.dirs=/home/ow/software/processing-3.4/java/lib/ext is not supported.  Use -classpath instead.
Error: Could not create the Java Virtual Machine.
Error: A fatal exception has occurred. Program will exit.

 JavaVMが動かなくて例外でプログラム終了したよバイバイ、というエラーを出して異常終了していた。

原因を探る

 Processing3のプログラムははJavaで組まれているため、それを実行するためのJava 8のJREJDKが必要である。そこでJavaの有無を確認したがOpenJDKはしっかり導入できているようだった。
 どういうことなのかと「Processing OpenJDK」でググると以下の記事には
github.com

Due to incompatibilities, OpenJDK is not supported. You'll need a regular Java release downloaded from Oracle. The GNU Classpath, GCJ, GIJ combination will not work with Processing. OpenJDK and IcedTea also have problems, particularly with running sketches full screen or with multiple displays or even window sizing. Bottom line: use the version from Oracle.

[以下Google 翻訳]
非互換性のため、OpenJDKはサポートされていません。 Oracleからダウンロードした正規のJavaリリースが必要です。 GNU ClasspathGCJ、GIJの組み合わせは、Processingでは動作しません。 OpenJDKとIcedTeaにも問題があります。特に、スケッチをフルスクリーンで表示するか、複数のディスプレイで表示するか、またはウィンドウサイズを変更することがあります。 結論:Oracleのバージョンを使用してください。

と書かれており実はOpenJDKをサポートしてなかったらしい。だからOracle謹製のJava 8を入れろとのこと。

解決

原因が判明しましたのでOracleのJave 8を導入する。Oracleのダウンロードページから落としてインストールする方法もあるが、ここでは以下のように端末上でaptにOracleリポジトリを追加して、そこからインストールする方法を取る。

$ sudo add-apt-repository ppa:webupd8team/java
$ sudo apt update
$ sudo apt install oracle-java8-installer

インストール途中で結構ダウンロードするので時間の余裕のあるときにして欲しい。
インストール後に$ ./processingで実行したら正常に起動した。
f:id:hashkun:20181125115827p:plain

では試しに実行ボタン押してみよう...ポチッ!と。
f:id:hashkun:20181125203439p:plain

うん?

Could not run the sketch (Target VM failed to initialize).
For more information, read revisions.txt and Help → Troubleshooting.

どうやらまだまだ書けないようだ。
次の投稿に続く。

2018/11/28 追記
 解決しました。自身の環境を64bit版のLubuntu18.04と思い込んでいたのですが、$ uname -aで調べると正しくは32bitらしく、32bit版のProcessing3で起動したら実行できました。32bitJREの環境で64bit版のPDEが立ち上がったのは少し謎ですが。

geditのプラグイン書きました

f:id:hashkun:20180924142457p:plain

 geditで文字数をカウントしてボトムパネルに表示してくれるプラグインを書いた。
 geditのプラグインを書く人が少なくて資料を探すのに少し苦労した。

2019/03/25 修正
 ツールメニューから無効化したプラグインが消えず白抜きになるバグがあったため、docinfo.pyを修正した。

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LXDEのクラッシュの原因とその解決方法

 ここ最近(と言っても1年ぐらいまえからだが)自分のPCに入れているLubuntuが「画面が固まる->数秒後にログイン画面に戻る」というクラッシュを頻発に起こしていた。おかしいな―Linuxは安定しているはずなんだが、とか愚痴りながら原因を探してようやく解決方法が見つかったので、ここに残しておく。
 なお、使用しているハードはThinkPad X230で性能はCorei5-3320Mのメモリは4GBである。

 そもそもクラッシュしていた原因はなんだったのか?それを探るため私達、いや私はアマゾン、ではなく、私は/var/log/kern.logを確認した。するとクラッシュが発生した時間に次のようなエラーログが出力されていた。(一部改変しています)

Jun 8 13:02:47 machine-name kernel: [ 2686.825999] drm/i915: Resetting chip after gpu hang
Jun 8 13:02:55 machine-name kernel: [ 2694.825911] drm/i915: Resetting chip after gpu hang
Jun 8 13:03:03 machine-name kernel: [ 2702.826253] drm/i915: Resetting chip after gpu hang
Jun 8 13:03:11 machine-name kernel: [ 2710.826300] drm/i915: Resetting chip after gpu hang
Jun 8 13:03:19 machine-namekernel: [ 2718.826174] drm/i915: Resetting chip after gpu hang

上のエラーログは「GPUがハングしたのでリセットしますよ」ということである。/var/log/syslogでも同様のエラーログを確認した。とりあえず、クラッシュが何によって引き起こされたのは判明した。ではなぜGPUはハングしたのか?
drm i915 gpu hang」で検索をかけると次のwebページが引っかかった。
Intel Graphics - ArchWiki

これはArchLinuxのIntel Graphicsのwikiページなのだが、Linuxカーネルは基本的に全部一緒(だよな?)なので参考になる。
そのページの6 トラブルシューティングの6.17 Skylake サポートに、

i915 DRM ドライバーは様々な GPU のハングアップやクラッシュ、あるいはシステムの完全なフリーズを引き起こすことが知られています

と書かれており、まさしく今起きているクラッシュとその原因が書かれていた。その解決方法は、ハードウェアアクセラレーションの無効化すると良いとのこと。
より具体的には、 /etc/X11/xorg.conf.d/20-intel.conf に次のように設定を書き込めば無効化ができるらしい。

Section "Device"
Identifier "Intel Graphics"
Driver "intel"
Option "DRI" "false"
EndSection

上の設定を書き込んだところ、それ以降自分のPCでは一度もクラッシュは起きていないので、まさくしハードウェアアクセラレーションが原因だったのだろう。
また、ハードウェアアクセラレーションを有効化されていた場合(FireFoxとか)は、無効化することでクラッシュを防ぐことができるとも書かれていた。

LXDEが頻繁にクラッシュするという方は一度ハードウェアアクセラレーションを無効化してみてはどうでしょうか。
以上。

ブログ開設しました

お疲れ様ですはじめまして。
このブログでは私、ハッシュメイカーが得た日々の知見などを公開することを目的に開設しました。
ハッシュメイカーです。お前誰だよ、ナニモンだよ。というのは後々説明します。
とりあえずよろしくお願いいたします。